第33号 2021年06月01日(火)山本会長のつぶやき/page2003.html
                        佐賀県シニアテニス連盟
                           会長 山本 信義
      「違い」と「間違い」は違う   我々の脳は、違いと間違いを勘違いします。ですから、自分と違う意見を  持っている人のことを「あいつは間違っている」と断定してしまいます。   計算問題ならともかく、テニスにおいては、ダブルスでは対戦相手が2人、  自分の相方も居ると言う複雑な種目の上に、毎回対戦相手が変わり、大会が  違えば、コートサーフェイスや天候等の自然環境も変わる状況では、答えは  1つではありません。   従って、自分と違う意見を持つ相方や自分と違う見方をする相方を大事に  しないと、ダブルスに勝てなくなります。   相方とは、得手不得手が違う、性格が違う、試合運びが違う等多々ありま  す。一般的に、試合においては、1+1>2と言われ、互いの違いを認め、  特徴を生かし、尊重し合い、弱点をカバーすることでの相乗効果が期待され  ているのです。   違い = 間違いではありません。違って良いのです。   それがダブルスの勝率を上げる大きな要素なのです。   ダブルスで高い勝率を誇る人も、良い人間関係を作れる人も、基本的には、  違いを認められる人です。   違い = 特性 です。   従って、テニスに限らず、人間社会においても、違いを認め合う関係を構  築することは、非常に大切なことだと思います。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第32号 2021年06月01日(火)山本会長のつぶやき
          「違い」と「間違い」は違う

                自分には「年を取った」という自覚はないが、周囲から「もう年だから・  ・・」等と言われ続けると、だんだんその気にさせられてしまうものです。  そうなると「疲れた」とか「忘れ物した」と言うことが年のせいになってし  まうものです。   孫が出来て、「おじいちゃん」と呼ばれているうちにいつのまにか自分で  自分を「年寄なのだ」と考えてしまうのも珍しくありません。そんなことが  重なると、日々の生活を「老後」とか「余生」であるというように決めつけ  ていくことになります。   そこには、その人の本来持っている可能性が奪われています。   普通にやればよいこともブレーキをかけ、自分で自分を隅っこに追いやっ  てしまっています。   「老後」とか「余生」とか「おじいちゃん」等と言う言葉に幻惑されてす  でに人生を引退したような気分になっていくからです。   なまじ、「老後」とか「余生」と言う言葉があるからいけないのです。本  来ないのだから・・・・。   向上心を高め、楽しみ、平均寿命を過ぎたところである日ころっと逝けた  ら、これはこれで最高の生きざま、死にざまではないでしょうか。   これが私の死生観です。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第31号 2021年05月01日(土)山本会長のつぶやき
          初心者は出来ない。出来ても下手。

  出来なかったり、下手であることは誇ることは出来ませんが、恥ずかしが  ることでもありません。   何故ならば、どんなことでも初めは出来ないし、始めたばかりの時は、周  りには自分よりも上手な人ばかりです。   それなのに、自分は出来ないからとか、下手だからと恥ずかしがって、ど  んなことにも引っ込み思案になっていると、何時まで経っても出来ないし、  上手になれません。   それよりも、「自分は初めてだから出来なくて当然、始めたばかりだから  下手で当たり前」と言うように開き直って、積極的に人から教えてもらった  り、人まねをすることによって、知識は増し、腕は確実に上がっていくもの  です。   知らないのに、知っているような顔をしていると、何時まで経っても基本  的なことがわからないまま時間がたってしまいます。   そうなると、ますます聞きずらくなったり、教えてもらえにくくなって、  何時まで経っても、自分に自信を持つことが出来なくなってしまいます。   上手な人は下手な人を、経験者は未経験者を、長期会員は新入会員を育て  ましょう。   下手な人は上手な人に、未経験者は経験者に、新入会員は長期会員に教わ  りましょう。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第30号 2021年04月15日(木)山本会長のつぶやき
          「色」いろいろ

  青葉・若葉の生命力が私たちを元気づけてくれる季節になりました。   ところで、「青葉」と言っても当然、青ではなく緑です。信号機の青も緑  に近い(今では青に改修中)。日本工業規格(JIS)によると、2019年現在で  269色が、日本の色として決められているようです。   しかし、古代日本では、色を表す言葉としては「赤」「黒」「白」「青」  の4種しかなかったようです。現に、「古事記」「日本書紀」「風土記」に  記されている神話にもこの4色しか使われていません。また、古代中国の「  五行思想」においても、夏は赤、冬は黒、秋は白、春は青と四季を色に例え  ています。   この4つの色には次のように、それぞれに語源があり、意味があります。    赤=明=まっすぐ、すっかり(真っ赤なウソ、赤っ恥等)    黒=暗=わるい、くらい(黒星、黒幕等)    白=顕=いさぎよい、あきらか(潔白、白状等)    青=藍=若い、未熟な(青二才、青臭い、青年等)   この4つの色だけが「赤々」「黒々」「白々」「青々」と重ねて副詞的用  法が出来るし、「赤い」「黒い」「白い」「青い」と、そのもので形容詞に  なります。又、「真っ赤」「真っ黒」「真っ白」「真っ青」と真(まっ)が  使えるのです。   ところで、皆さんは何色が好きですか?私は、「黄緑」が大好きです。若  い頃には、「君取り(黄緑)」に明け暮れていたことを思い出します。新芽  の色であり、若さを感じ、新鮮そのものです。「一生健康」「一生青春」の  私には最適の色です。偶然でしたが、「黄緑」は「若楠色」として佐賀県の  県色です。   今後も益々「黄緑」を好き続けていくことでしょう。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第29号 2021年04月01日(木)山本会長のつぶやき
          「余暇」って何だ

  私たち人間は戦後、せっせと時間を作りました。   例えば、文明の利器(洗濯機、掃除機及び冷蔵庫の家電製品)は、1日11  時間あった家事労働時間を4時間足らずに減らしました。   核家族化が進み、ジジ・ババだけの生活となり、孫のお守りや面倒を見る  必要がなくなったし、交通機関はスピードアップしたし、各種移動も自家用  車の普及で短縮されました。   こうやって作り出された時間は、一般的には「ゆとり」と呼ばれますが、  働きバチの日本人には「余った時間」すなはち「余暇」となってしまうので  す。   たしかに「余暇」は休養、家事、家庭サービスだけでは消化しきれません。  ましてや、定年後や、子育て後の方は「サンデー毎日」ですから。「何かを  しなければ」となるのです。   そこで大切なことが、「多くのことに興味を示す。多くの趣味を持つ」と  言うことです。   みなさんは「テニス」と言う素晴らしい趣味を持っておられますが、世の  中10人10色、まだまだ多くの趣味を持った方がおられます。「下手の横好き  」で結構です。そんないろんな人達、趣味に興味を持ち、付き合い、より幅  の広い知識を得ることが大切だと思います。その結果、心身ともに健康で社  会に溶け込めた、自信にあふれた、より幅広い人間になれるものと確信しま  す。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第28号 2021年03月15日(月)山本会長のつぶやき
          見る角度を変えよう

  私は以前、白鳥と黒鳥(白鳥の雛)が餌付けされている池を訪れたことが  あります。その池には沢山の鯉が飼われています。その池で感動した光景を  見ました。鯉は台の上の餌を食べることができません。ですから、黒鳥がク  チバシで餌を取って池の中の鯉に与えているのです。この感動の光景を誰か  に話したくて、近くに立ってる人にこのことを話しました。すると、「それ  は違うよ。黒鳥は硬いパンが食べられないので、水で柔らかくして食べよう  と池につけるのだが、鯉が横取りするんだよ」と言われ愕然としました。   このようなことは他にもあります。   医療事故は、マスコミが大々的に取り上げますが、緊急性が求められる医  療現場では、瞬時の判断もあり、その結果、ミスも中にはあるでしょう。し  かし、ミスの数百倍、いやそれ以上の確率で、多くの尊い命が救われている  ことも事実です。   又、3人の目の見えない人が、それぞれ象に触って、ある人は「大きな縄  だなあ」、ある人は「ゴツゴツした柱だなあ」、そして最後の人は「高い壁  だなあ」と感じました。触るところが異なると同じ象でも違ってくるのです。   どうか、みなさん人生行き詰まったら、裏返したり、上下ひっくり返した  りして、物事をあらゆる方向からチェックしてみましょう。 必ず新しい把  手が見つかるはずです  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第27号 2021年03月01日(月) 山本会長のつぶやき
          今一番大切なもの

     「今一番大切なもの」と問われたら、何と答えますか?それは物質かもし  れない、遠い思い出という精神的なものかもしれない。しかし、私は、人(  人間関係)であると答えます。   「人」と言う字は、2本の棒がお互いに支え合って成立しています。人間  は1人では生きていけないという意味なんでしょう。   仕事では多くの先輩や後輩に支えられ、家庭では、家族に支えられ生活を  営んでいます。その他、私的な趣味の世界でも多くの人に支えられて過ごし  ています。こう思うと、人(人間関係)というものが、自分の人生にとって  どれほど大事なものかを痛感するのです。    この世の中はギブアンドテイクであると言われています。自分が相手に支  えられているということは、相手に対して誠意をもってそれに応えることで  あり、自分も相手を支えるという心の交流がなければなりません。   ここに永忠順(永六輔の父)の「借りたら返す」の詩があります。   生きているということは 誰かに借りをつくること。      生きて行くということは その借りを返して行くこと。   誰かに借りたら、誰かに返そう。   誰かにそうして貰ったように、   誰かにそうしてあげよう。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第26号 2021年02月15日(月) 山本会長のつぶやき
          誉め上手は相手を喜ばす!

    女性同士が会った時にかわす挨拶で、「こんにちは」の後に、「あら、あ  なた、太ったんじゃない?」は日常茶飯事で、ひどい人になると「顔色悪い  けど大丈夫?」「お疲れ?」と、相手の顔色や体のことを平気で聞きます。   挨拶とは、当たり障りのないものであるはずですが、相手の気分を害する  ことを、平気で口にするのは、どういうことだろうか?   体調のことは、自分が一番良く知っているし、体調に不安を抱えてる人は、  言われたら大きなショックです。   こんな話があります。人を病気にさせるのは簡単だそうです。会うたびに  「顔色が悪い。」と、言い続ければいいそうです。   良くない習慣とはさよならし、出来たら、気持ちの良い挨拶を交わしまし  ょう。   どんな人にも探せば、顔色や体以外に褒めるところは必ずあります。老若  男女、褒められると嬉しいものです。   山本五十六連合艦隊司令官は、部下指導の心得として、「やってみせ、言  って聞かせ、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」と、褒めることが、  いかに重要であるかを説いています。   相手を喜ばすことのできる人は、おのずと人が集まります。   褒めることにより、双方に、プラスのエネルギーが充満し、結果的に充実  した人生を送ることになるのではないでしょうか。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第25号 2021年02月01日(月) 山本会長のつぶやき
            人 間 の 寿 命

  こんな童話があります。   ロバと犬とサルと人間がいました。    神様は「それぞれに等しく30年の寿命を授けよう」と言いました。とこ  ろがロバは「ムチ打たれて、1日中重い荷物を担がされるのには長すぎます」  と不平を言います。犬は「鎖につながれて、ただじっとしているには長すぎ  ます」と不平を言います。サルも「オリに入れられ見世物にされ、馬鹿にさ  れたりするのには長すぎます」と言います。ところが人間はどうかと言うと  「30年の寿命では、これから人生を楽しもうという時に寿命が終わってし  まうなんて、短すぎます」と、大いに不服でした。   哀れに思った神様は、ロバから18年、犬から12年、サルから10年の  寿命を差し引き、その分を人間に与えることにしました。   それで人間の寿命は70年になりました。   しかし、ロバから貰ったものは苦役の18年、犬から貰ったものは退屈の  12年、サルから貰ったものは嘆きの10年でした。人生何の苦労もなく楽  に年を取ることは出来ないということでしょうか。   もともと人間は、「生」を受けるとき、「病気」になるとき、「老いる」  とき及び「死」を迎えるときには「苦」(四苦)を伴うと言います。すなわ  ち、長生きする人は「苦」の時を長くしたと言えます。   「長寿おめでとう」と言はれても、寝たきりではどうにもなりません。長  い人生です。自分の目的を達成した満足を胸に、人間本来の時間(楽しみと  喜びの時間)に満たされ、健康な体で年を取っていきたいものです。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  第24号 2021年01月15日(金) 山本会長のつぶやき
            「フレイル」って何?
  我々は「気にする」とか「意識する」と言う言葉を使いますが、その価値  判断の基準が違います。   「気にする」は他人にありますが、「意識する」は自分にあります。   老人は容姿、服装にこだわらくなり、おしゃれに頭を使わなくなります。  そして増々老いるのです。   人に見られている「気にする」と言う意識を高め、若々しさや輝きを保つ  刺激を自分に与えてやることが大切です。   特に、75歳前後から急に増えていく栄養状態が悪化、筋肉量の低下で、  「どうでもいいや」と言う虚弱状態を「フレイル」と言うそうです。  従って、人生の最終盤で大事(フレイル対策)にしなければならないことは、  3つの「しょく」です。   @ きちんと食べる(体力・精神力を作る)「食」   A 人の役に立つ(生きがい・やりがいを得る)「職」   B 趣味の仲間を作り触れ合う(楽しさ・明るさを得る)「蝕」   食事と運動だけではなく、社会との関わりが生きる活力になります。  ・古い桜が咲かせる花は、決して古くはありません。  ・古い時計が刻む時間は、決して古い時間ではありません。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー       ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※    別紙 山本会長の呟き欄参照(TXT版)    第23号(2021年01月01日/金) 競争相手は自分   第22号(2020年12月15日/火) 楽は苦の種、苦は楽の種 第21号(2020年12月01日/日) 「現状維持」は「後退」を意味する   第20号(2020年11月15日/日) 「信用」は簡単には出来ない   第19号(2020年11月01日/日) 「話」は短く、鋭く、明るく   第18号(2020年10月15日/木) あなた「ノー」と言えますか?   第17号(2020年10月01日/木) 年取ってもトレーニングを   第16号(2020年09月15日/火) 人は所詮無知である!   第15号(2020年09月01日/火) 身を守る   第14号(2020年08月15日/土) 人間は必ず死ぬ   第13号(2020年08月01日/土) まず、考えよう   第12号(2020年07月15日/水) 人間は「携帯電話」の奴隷?   第11号(2020年07月01日/水)「一生やる気」 第10号(2020年06月15日/月)「知られざる日本」   第9号(2020年06月01日/月) 『死』を学ぶ   第8号(2020年05月15日/金) 人間の距離   第7号(2020年05月01日/金) 「自粛」とは何だろう?   第6号(2020年05月01日/金) 「一年前に思いをはせて」   第5号(2020年04年25日/土)「ホテル」が「病院」になる   第4号(2020年04月15日/水) 「桜」と「バラ」    第3号(2020年03月30日/月)「健康」について   第2号(2020年03月19日/木)「山本会長のつぶやき」欄掲示案内   第1号(2020年03月03日/火)「総会開催案内」